物件をさがす
特徴で絞り込む
条件で絞り込む
賃料
価格
建物面積
土地面積
エリア
選択してください
その他の条件
< コラムTOPへ
column
2025.1.28
街を楽しくする
【シリーズ】郊外くらしラボ

簗田寺トークセッションvol.2 松本理寿輝さん

山岸奏乃花(東京R不動産)
 

町田市で進めている住宅地づくりのパートナー簗田寺は、保育や教育でも地域の核になる存在です。そこで「まちの保育園・こども園」の運営で注目を集める松本理寿輝さんを迎え、まちとふれあう保育から、豊かな暮らしづくりを考えました。

東京R不動産の新しい事業としてスタートした、住宅地づくり。その第1号として、町田市にあるお寺「簗田寺」と一緒に住宅地をつくるプロジェクトが進んでいます。

そんな簗田寺と一緒に、豊かな暮らしづくりを考えるトークセッションシリーズ。第2回は「保育と子ども」を中心に掘り下げます。ゲストは都内6カ所で「まちの保育園・こども園」を運営する、松本理寿輝さんです。

簗田寺に接する「しぜんの国保育園」を運営し、お寺の副住職でもある齋藤紘良さんとの対談から、まちとふれあう機会をつくる保育のあり方や、その可能性、意義について考えます。

以前から仲が良く、志を持って保育に携わる、同い年のふたり。簗田寺の環境だからこそ聞ける対談を、動画でお届けします。

私たちがこの場所にひかれるきっかけとなった、保育園の存在や、子どもたちが楽しそうに過ごしている風景、子どもたちに向き合う大人がいること。そんなこの場所の魅力を、少しでも感じてもらえたらと思います。

前編では保育園とお寺の関係について話題が展開。後編はこちら
ふたりが実践する保育のこと

松本さんが運営するまちの保育園・こども園は、子どもを真ん中に、子どもとまちをつなぎ、まちぐるみでの子育ての実践に取り組んでいるのが特徴です。

まちと保育園をつなぐ中間領域的な場所として、小竹向原には「まちのパーラー」、六本木には「まちの本とサンドイッチ」というカフェを併設していることでも知られています。

各園にはコミュニティコーディネーターという、まちと保育とをつなぐ役割のスタッフがいます。子どもが主人公となり、創造する力を育む保育を実践。時には教育機関や自治体、企業とも連携し、コミュニティに開かれた保育の輪を広げています。

齋藤さんが運営するしぜんの国保育園では、「すべて子ども中心」を合言葉に子ども一人ひとりの個性や意志を最大限に生かすアプローチを実践。園舎はお寺の森につながり、園庭には動物たちが。保育園で音楽イベントが開かれ、系列園の渋谷東しぜんの国保育園では「small alley cafe」を併設してイベントや展示にも使用するなど、こちらも社会とつながる保育に取り組んでいます。

齋藤さんだけでなく、お寺では保育園や幼稚園、学童などを通じて、このまちの子どもたちの保育・教育に長く携わってきました。簗田寺で開催されるイベントに行くと、いつも子どもたちがのびのびと過ごしている姿に出会えます。

場所は違うけれど、子どもを真ん中に、大人と、地域と、社会とつながる保育に取り組むふたり。どんな視線で子どもや地域と向き合っているのか。簗田寺だから育まれるものはあるのか。そんなことを話してもらいました。

前編では、ふたりでお寺と保育園を巡り、松本さんから見た簗田寺という場のあり方や、それが保育とどうつながっているのか、保育園とお寺の関係性について掘り下げています。

後編では、子どもたちとまちがつながった実例を通して「子どもの世界に出会うことはめちゃくちゃ面白い!」という話に。コミュニティがあることの大事さへと話題が展開していきます。

私たちはいま、簗田寺と保育園のすぐ近くで、お寺の森とつながり、この地域を育む住宅地づくりプロジェクトを始めています。

物件ページはこちら。
お寺の森でつながる家、つくろう!

子育ての環境のために引っ越してくる方もいるような、魅力的な保育園や幼稚園のある地域。この環境にひかれる方が、住みたいと思えるような家や地域をつくっていきたいと思っています。このプロジェクトに参加し、一緒にこの場所で家を持つ方も絶賛募集中です。気になる方はぜひ、一度お寺に遊びに来てください。

柔らかい空気をまといつつも、強くまっすぐ保育に向き合うふたりのトーク。晴れた日のお寺の風景とともにお楽しみください。

松本理寿輝さん(左)、齋藤紘良さん(右)

【プロフィール】

松本理寿輝さん
1980年生まれ。2003年一橋大学商学部卒業、博報堂入社。不動産ベンチャーを経て、かねてから温めていた保育の構想の実現のため、2010年ナチュラルスマイルジャパン株式会社を設立。認可保育所「まちの保育園」、認定こども園「まちのこども園」を都内6箇所にて運営。保育の場をまちづくりの拠点として位置づけ、豊かな社会づくりをめざしている。姉妹会社に「まちの研究所株式会社」(保育・教育・まちづくりのデザインコンサルティング会社)をもち、自治体や教育機関とも共創。レッジョ・エミリア・アプローチの日本窓口団体「JIREA」の代表もつとめる。

齋藤紘良さん
1980年生まれ。2005年より学校法人正和学園 町田自然幼稚園事務長、社会福祉法人東香会 しぜんの国保育園園長、渋谷東しぜんの国こども園園長を経験。2017年より社会福祉法人東香会理事長に就任。簗田寺の副住職であり、チルドレンズミュージックバンドCOINNなどで活動するミュージシャン。発表音源に『narrative songs』、著書に『すべて、こども中心。』(KADOKAWA)などがある。

(映像:丹下恵実

【松本理寿輝さん、齋藤紘良さんが参加している本】

『園外・まち保育が最高に面白くなる本』
定価:本体2,200円(税込)
ISBN:9784907537517

URLをコピー
連載記事一覧
2024.10.22
【レポート】「始めてみる? 郊外の商店街で、小さな商い」
2024.9.18
10/26 まち歩き&説明会 家は「もらう」時代に!?
2024.9.18
10/9 【建築家向け】空き家を「もらう」→ 仕事をつくる
2024.7.5
7/20開催! 簗田寺トークセッションvol.1 小倉ヒラクさん
2024.7.2
簗田寺トークセッションVol.0 齋藤紘良さん(後編)
2024.7.2
簗田寺トークセッションVol.0 齋藤紘良さん(前編)
2024.6.8
6/22イベント「始めてみる? 郊外の商店街で、小さな商い」
2024.5.14
6/1まち歩き 100年愛されるまち、学園町を住み継ごう
2024.2.29
住宅地づくりでの、定期借地の可能性 (後編)
2024.2.27
住宅地づくりでの、定期借地の可能性 (前編)
2024.2.19
建築家や工務店が、地域づくりを事業にする方法、考えました
2024.1.30
2/24 まち歩き&説明会 家は「もらう」時代に!?
2024.1.30
2/24 【建築家向け】空き家を「もらう」時代の地域づくり
2023.8.10
人や活動が集まる小さなまち 753villageとは?(後編)
2023.3.21
4/8トーク&まち歩き「まちとみどりとつながる家づくり」
2023.1.24
2/5イベント「心地いい風景を取り戻す家づくり、始動!」
2023.1.11
1/29トーク「753villageに学ぶ、暮らしの場のつくり方」
2022.12.27
多摩の“はずむ”パートナーと連携が進行中「キテン事業部」
2022.12.12
人や活動が集まる小さなまち 753villageとは?(前編)
2022.9.9
9/23イベント お寺の森と文化に浸る暮らし、つくります!
2022.7.1
求む! 多摩の“はずむ”パートナー!
2022.1.20
多摩の情報誌『BALL.』に郊外チームが登場
2021.11.2
11/14イベント 聞かせてR不動産「先輩に聞く、家づくり」
2021.10.15
自由に働こう! けやき出版の“まんなか”の働き方(後編)
2021.10.12
10/23開催 聞かせてR不動産「私、家建てられますか?」
2021.10.4
自由に働こう! けやき出版の“まんなか”の働き方(前編)
2021.6.28
7/10イベント 郊外に賃貸住宅をつくろう!
2021.5.17
6/5イベント 聞かせてR不動産「私、郊外に住めますか?」
2021.4.23
「ちょうどいい家」って何だろう?
2021.3.12
理想の暮らしをつくるには?
2021.3.8
郊外くらしラボ 始まります
PC版 copyright(c)東京R不動産