地域に求められる人材を増やすプログラム「まごころ×R不動産」。参加者を募集中です。テーマは実際にまちと触れて解像度高く地域を見ること。今回は2021年夏の回に参加した0期生からコメントをもらったので紹介します。
まちを元気にする仕事をたくさんつくり出したい。それがこの「まごころ×R不動産」の目標です。
まちの中には求められているサービスや仕事がたくさんある。だからそれを担う人材がもっともっと増えるべきだと、僕らは考えています。
一方で「まちのことに興味がある」「まちに関わる仕事がしたい」と思っている人は多いですが、具体的にどんなことを、どうやって仕事にしていくのか、というところまで考えられている人は少ない……。
その理由として大きいのは、まちのことを見る解像度を上げる機会が十分ではないことだと思うのです。
僕らも実際に拠点を持って活動するまで気づけなかったことが、たくさんありました。
そこで僕らR不動産とMIKAWAYA21が活動している荒川区で、実際に地域の人たちと触れてもらうことで解像度を上げ、事業の立ち上げや、まちに関わる方法のヒントを見つけてもらいたいと思っています。
自分で事業を立ち上げたい人も、立ち上げる人をサポートすることで関わりたい人も、ここでヒントと出会いを手に入れてもらえたらうれしいです。
1期の参加者募集について、詳細はこちらです。
募集!「まごころ×R不動産」人材育成プログラム(1期)
0期の参加者の声をご紹介
今回のプログラムに先立って2021年夏に試行的に行った0期では、それぞれの思いを持った参加者が集まり、自分の事業のアイデアについてディスカッションなどを行ってきました。
そして最終的にその中の一つについて全員でリサーチや検討を重ねて、実際にプロジェクトが立ち上がろうとしています。
さらに参加をきっかけに転職を決意した人も。
そこで今回は0期の参加者から2人の声を紹介したいと思います。
まずは服を題材に、地域の中で循環させる仕組みづくりに取り組もうとしている篠田さんから。
「特技やスキルがない中で、自分なりのまちとの関わり方がどうあるべきか、悩んでいました。まちの人々と接点を持ち、コミュニケーションをとる中で、マクロな視点では見えてこない、現場の持つ大きな力を実感しました。この経験を踏まえ、自分の興味を重ねてまちを見ることで、一気に“まちとの関わり方”の解像度が上がった気がします。現在わたしはシニアも若者も巻き込んだ、まちで眠っている洋服にまつわるプロジェクトを構想しています。」
そして実際に転職をした梶くん。
「人材派遣業の営業をしながら、空き時間と週末にまちづくりの活動をし、いつかはこの街の人たちと仕事をしたいと思っていました。そんな中この講座を受けて、人生を変える決意をしました。 最大の学びは、事業とは“思い”であるということ。どんなにカッコいい事業でも、みんなが共感し、応援してくれる “思い”が乗っていないと上手くいかないということです。これはどんな仕事をする上でも大切だと思っています。」
そして主催メンバーがこのプログラムについての思いを語った動画もあるので、こちらも見ていただけたら。
今回はゲスト講師を招いてのレクチャーや参加者どうしのディスカッションと、実際にまちに出て地域の人たちとの接点を持つ実践的な活動の、両方を組み合わせたプログラムを短期間にギュッと凝縮して実施します。
すてきな参加者が集まることを楽しみにしてます。
MIKAWAYA21公式YouTubeチャンネルより
「まごころ×R不動産」参加者募集
【プログラム概要】
期間:2022年1月21日~1月23日
時間:21日19:00~21:00/22、23日9:00~21:00
場所:東京都荒川区西尾久
定員:10名
対象:35歳ぐらいまでの、地域での活動を目指している方
参加費:5,000円
【応募方法】
締め切り:2022年1月9日 24:00
応募書類:履歴書(形式は自由)、テーマ課題文、写真
課題文のテーマ:(2テーマ分をA4で1枚に記入/Wordデータなど)
1.どのようにして人の役に立ちたいか
2.世の中に対してモヤモヤを感じること
写真のテーマ:これまで参加した活動など(なければご自身の雰囲気の分かる写真)
応募方法:受け付けを終了しました