2/1にトークイベントをオンラインで開催! テーマは東京でローカルに根差して暮らし、働くことの魅力と可能性について。設計事務所スターパイロッツの三浦丈典さん、デザインやブランディングを手がけるROOM810の丸山慎二郎さん、R不動産の林 厚見が、荒川区の町屋での活動を題材に、これからのまちとの関係のつくり方を考えます。
「等身大の国際交流」をテーマにした下宿宿「こみち荘」(三浦丈典さん) 山手線のすぐ外側。都心から近い距離にありながら、ローカルに根差して暮らし、働ける。
僕らが拠点を構えてプロジェクトを展開する荒川区の魅力の一つが、そんな地域の特性にありそうだと感じ始めました。
きっかけは荒川区の中心ともいえる町屋エリアで活動する人たちとの出会い。
そこで今回はそんな地域特性にフォーカスし、東京でローカルなつながりや居心地の良さを感じながら暮らすこと、そして職住近接のライフスタイルの魅力や可能性について、ゲストの方々と一緒に掘り下げるトークイベントを開催することにしました。
オーナー宅も地域に開くスタイルで。「ヴィラ・モヒート」(三浦丈典さん) 最初のゲストは設計事務所スターパイロッツを主宰する建築家の三浦丈典さん。
町屋で連続的にリノベーションを手掛けている三浦さん。どれも普通の建物にはないようなコンセプトや仕掛けがあるのが特徴的です。
実は一連のプロジェクトは同じ建物オーナーの物件。普通の賃貸物件をつくるのではなく、地域の魅力を高めることに貢献したいというオーナーのパブリックマインドの高さに意気投合して、リノベーションが始まったのだとか。今もプロジェクトは継続していて、新しい案件が進行しているそうです。
当日はプロジェクトの解説と、三浦さんから見た町屋の可能性について、お聞きしたいと思います。設計だけでなく「リノベーションスクール」のユニットマスターなどでも活躍している三浦さんの目に、町屋エリアはどんな風に映っているのか、気になります。
starpilots
「働く場所のような空間に住むことが必要な人」をターゲットにした賃貸住宅(三浦丈典さん) もう一人のゲストは町屋に拠点を構え、グラフィックやインテリアのデザイン、ブランディングからメディアの運営まで手掛ける株式会社ROOM810の代表、丸山慎二郎さん。
町屋が地元だという丸山さんは、都心に構えていたオフィスを2014年に町屋へと移転。スタッフからの猛反対もあったそうですが、町屋に移ってからは地域内での採用を中心にスタッフ数が約2倍にまでなる成長をしてきたのだとか。
まさにローカルに根差して暮らし、働くスタイルが時代に求められていることを体現しているかのよう。
さらに町屋の魅力を高める方法を妄想しすぎるあまり、無謀ともいえる提案を区役所や地域の人たちにしまくったのがきっかけで、最近では地元の信用金庫と連携して「TOKYO L.O.C.A.L BASE」というカフェの運営もスタート。地域に開いた場を提供し、まちの魅力をアップさせる「地域活性化の基地」を目指しています。
株式会社ROOM810
TOKYO L.O.C.A.L BASE
2019年にオープンしたカフェ「TOKYO L.O.C.A.L BASE」 イベントでは前半で三浦さんのトークを、後半は三浦さん、丸山さんに加えて、R不動産から林 厚見も入っての鼎談を予定しています。
このトークイベントは、僕らが荒川区と進めているプロジェクトの一環で行うことになったのですが、荒川区に縁のある方以外にも、これからのまちや暮らし、働き方を考える方にとって、きっとヒントが見つかる内容になるはず。
ライブとアーカイブの配信を予定していますので、お時間があれば覗いてみてください。
左から、三浦丈典さん(スターパイロッツ)、丸山慎二郎さん(ROOM810)、林 厚見(東京R不動産) トークイベント「時代はトーキョーローカル! 町屋」
日時:2021年2月1日(月)18:00〜20:00
ゲスト:三浦丈典さん(スターパイロッツ)、丸山慎二郎さん(ROOM810)
出演:林 厚見(東京R不動産)
参加費:無料
参加方法:オンライン(申し込み不要)
東京R不動産YouTubeチャンネル