勝手にエリアリノベーションしてしまうプロジェクト「ニューニュータウン西尾久」。今回はまちを舞台に、いろいろ実験的なことをするパートナーを募集します。教育やIT、アートに建築、食や暮らしのあれこれなど、実際のまちで試してみたい! と思っている方はぜひ。
荒川区の西尾久。たぶん誰も知らないこの静かなまちで、4組の仲間といっしょに店をオープンしたのが1年ほど前の2019年秋のこと。
僕らはこのまちに拠点を持って、誰から頼まれたわけでもないのにエリアリノベーション的な活動をするという、ちょっと変わったことをしています。
それはなぜか? どこを目指して何をしているのか? これまでは、あえて(?)沈黙を守ってきましたが、これから少しずつ皆さんに共有していきたいと思います。
で、それをさて置いていいのか分かりませんが、今回はいっしょにまちで実験しませんか? というお誘いです。
教育やITを使った試み、暮らしを変えるサービスや食の取り組み、東京以外の地域との連携や、プチ社会実験、リビングラボ、などなど。
小さな試みから、世界を変える大きなたくらみまで。実験してみたいことはあるけど、いきなり拠点を構えるのはハードル高い……、地域でうまくやれるか心配……、という方も多いのでは?
それ、僕らといっしょにやりませんか?
僕らの拠点「おぐセンター」。まちのリビングのようなスペースを目指して営業中 失敗しよう!
うまくいくか分からないけど、試してみたくてしかたない……。そんなことってありますよね。それを試せるのがこのプロジェクトの強みだと、僕らは思っています。
先ほども書いたように、このプロジェクトは僕らが自主的にやっています。誰からも依頼を受けていないし、お金ももらってない。
だから失敗しても誰かに怒られるわけではありません。
現に僕らも、これはダメか……、こっちはどうだ? と毎日考えては試しの繰り返し。でもそれがしたくて始めたプロジェクトでもあるのです。
これからの地域や都市のことを考えるとき、そこに勝利の方程式はまだ見えないし、それがあるのかすら分かりません。
だからこそ悩んで、もがいて、試行錯誤して、その先にしか答えがない気がしているし、だから今、僕らはそこに一歩踏み込みたかった。その先に未来を描きたいと思ったのです。
ということで、いっしょに転んで、でも笑って、楽しくやれる方と出会えたらいいなと思ってます。
僕らが5店舗で集まって活動を始めてから1年。古い店は今でもポツポツと閉じていくこのエリアですが、その後6~7カ所の店や拠点が新しく増え、僕らもその変化に少し驚いているほど。
僕らは“まちのリビング”のような空間を目指して、「おぐセンター」という定食やお茶を出す店をやっています。その2階にはイベントなどに使えるスペースが、なんやかんやと1年遅れでやっと完成、オープンします。
この2階のスペースを使ってもいいし、1階の店舗で何かしてもいい。他の店とも連携したり、地域の人たちを巻き込んだり、町内会や商店街にも声をかけたり。
そして2020年の後半から、僕らは荒川区の空き家活用の業務も手掛けています。このプロジェクトは数年かけて荒川区全域での活動へと展開させるべく、計画を進めているところです。
同じタイミングで西尾久に入ってきてくれた仲間たち。こちらは現代アートのギャラリーと食堂という不思議な組み合わせ。ギャラリー 「LAVENDER OPENER CHAIR」/食堂 「灯明」 古本店&BAR 「BOOKS ON THE ROAD」 もし興味をもってもらえたら、1月8~10日に僕らの活動とまちの紹介をするイベントを開きますので、遊びにきてください。
といっても皆さんに集まってもらうのではなく、会期中は僕らがずっといるので自由な時間に来ていただき、個別にお話しできればと思っています。ただし8日だけは予約制なので、事前のお申し込みをお願いします。
この日程が難しい場合には、お会いできる機会を別に設けたいと思っていますのでご連絡ください。
それでは西尾久のまちでお待ちしてます。
※イベントは終了しましたが、パートナー募集は継続して行なっています。下のフォームよりご連絡ください。お待ちしてます
問い合わせフォーム(googleフォーム)
ニューニュータウン西尾久 パートナー募集
日程:2021年1月8日(金)~10日(日)
時間:12:00〜18:00(好きな時間に来てください)
会場:おぐセンター
住所:東京都荒川区西尾久2-31-1(MAP)
※参加される方はマスクの着用、手指の消毒をお願いします
※発熱やせきなど、体の不調がある方は参加をご遠慮ください
※参加者が多数の場合には、入場制限を行う場合があります