山林に抱かれて

裏山の緑に抱かれるような、大きな戸建て。

この場所は西武鉄道グループが開発した「飯能日高分譲地」と呼ばれる地区の一角。丘陵地の緑豊かさを存分に享受できる、山際の土地です。

魅力的な建物は、建築家の玉井清氏によるもの。設計組織アモルフで経験を積んだのち、1997年に「タマイアトリエ」として独立してから現在に至るまで、数々の住宅や別荘などを手掛けています。

物件は少々複雑な間取りなので、まずは簡単に説明をさせていただきます。

1階には大きな窓から裏山の緑を望める、吹き抜けのリビング。そして洋室が二つに水回り。二つの洋室には大きなクローゼットや、ロフトスペースがあり、収納力もしっかりとあります。

2階には吹き抜けに面したロフトスペースに、和室、そして小さな個室が二つという間取り。

そして家の外には、バイクガレージと倉庫を兼ねた小屋もあります。車は大きさにもよりますが、縦列で3台駐車が可能です。

明るく心地の良い空気感で満たされた吹き抜けを中心に据え、各部屋へとアプローチしていく間取りは、家族が何気なくお互いの存在を感じて安心できるような暮らしが想像できます。

物件の東と西には大きな庭。豊かな緑に挟まれているおかげで、まるで山奥の別荘にいるような気分。庭ではBBQを楽しんだり、シンボルツリーを植えて家族と一緒に育つ姿を喜んだりと、敷地にゆとりあるがうえの楽しみ方ができそうです。

物件の良さ、環境の良さ、いずれも高得点と言えそうですが、気になるのはその立地だと思います。

西武池袋線の飯能駅から物件まではバスで20分ほど。また車では約12分ほど。この駅までの距離を我慢できる方であれば、飯能駅は都心までの通勤も現実的な駅と言えると思います。

なにせ飯能駅は始発駅のため、混雑する時間帯でも高確率で座れるそうで、読書や作業をしながらの通勤も可能。池袋駅までは50分ほど。帰り道にどうしても座りたい場合には、池袋駅発の特急レッドアローの指定席を購入すればゆったりと座れて、45分ほどで飯能駅に到着できます。

広々とした建築家によるすてきな空間、ぜいたくにも大きく緑豊かな土地。都心から距離を置くからこそ得られる、充実した住環境を、新たな選択肢のひとつに加えてみるのはいかがでしょうか。