床の魔術師、あらわる

代官山駅からほど近く。言わずと知れたレトロマンションに、ちょっぴり変わったワンルーム。

ひと言であらわすなら、床の魔術師によるリノベーション。設計者にそんなあだ名を贈りたくなるほど、床の使いこなし方が巧みなんです。

床が濡れやすい水回りをモルタル土間にして、くつろぐ場所は肌触りのいいフローリングに。デザインの良さに加えて、きちんと理にかなった使い分けがされています。

それに土間が広いことで、フローリングだと傷や汚れが気になってしにくい作業や、道具置き場としても活躍してくれます。アウトドアの趣味がある方にとっては、かなり心強い味方です。

窓からの景色も良くて、気分は上々。ベランダに植栽を添えれば、窓辺の景色もより豊かに。ただしベランダでの洗濯物干しはNG。外干ししたい場合は、共用の屋上をご利用ください。

いちばんの注意点は、オーナー帰任までの期間限定の住まいということ。 2年間は確実に住めるものの、その後は帰任の3ヶ月前に退去告知があり、その間に退去する必要があります。

冷蔵庫置き場やベッドスペースはややタイト。収納量も少なめなので、気ままなひとり暮らしや、セカンドハウスにちょうど良さそうです。