待望のビラ・サピエンザで

そよ風に揺れる木々、その隙間からこぼれる光。美しい中庭を中心に営まれる「ビラ・サピエンザ」での暮らし。

設計は坂倉建築研究所。時を経ても色あせない人気を誇る、ビラシリーズのひとつです。

当時の空気感を大切に残しつつ、現代の暮らしにフィットするようリノベーションされた室内。既存の床材からは年季を感じるものの、それがこの建物や空間にしっくりと馴染み、むしろ心地よく感じます。水まわりは清潔感のある仕様に替えられていて、暮らしやすさにもきちんと配慮されています。

中庭に面したリビングや寝室も良いですが、個人的には天窓からやわらかな光が差し込むダイニングもお気に入り。ほどよい明るさに包まれながら、穏やかな気分で食事を楽しめそうです。

基本的には共用の中庭から各住戸に入る仕様ですが、なんとこの部屋には専用のアプローチが用意されています。他の住人とすれ違うことのない、特別感のある区画です。

立地は魅力的な店がひしめく、松陰神社前駅から徒歩圏内。世田谷線に加えて、渋谷方面のバスが頻繁に発着するバス停はすぐ近く、それに1台分の駐車場もついてくる。どうやらアクセス面で困ることもなさそうです。

このタイミングを逃すと、次はいつご紹介できることになるやら。ビラシリーズの住み心地、ぜひご体感いただけたら。