アーティスト、フリーランスの方が集まる集落や村をテーマにした集合住宅。住みながら仕事をしたり、趣味を生かした店舗をしたい方のための賃貸物件です。
カフェやショップなど、入居者の趣味や生業が外にひらかれ、和気あいあいと賑わう景色があるのは、埼玉県越谷市の蒲生(がもう)という場所にある集合住宅。
蒲生を素敵な街にしたいという大家さんのあつい想いから、「趣味を活かした生活がしたい方、フリーランス、在宅勤務の方が、ゆるやかにつながりながら暮らせる場所」を目指して2014年に誕生しました。
敷地内に立つ建物は、長屋形式と戸建てのような独立した住棟の2タイプ。敷地内につくられた二つの中庭を囲むように建物が配置され、建物には居住空間だけでなく、趣味を楽しんだり、事務所やアトリエ、店舗としても使える「趣味室」を設けている棟もあります。
中庭のまわりは屋根のある通路になっていて、その通路に面した1階部分が趣味室のため、中庭に向けて入居者がそれぞれひらいている風景がなんとも楽しげです。
前置きがかなり長くなりましたが、今回ご紹介するのは、少し特殊な2階建のD2・D3号室。
特殊というのは、「楽器を演奏する方にご入居頂きたい」ということで、1階が趣味室の代わりに防音室となっています。過去には作曲家さんが入居していたこともあるそう。
また玄関がD2・D3で共用になっており、共用玄関を入ると左右にD2、D3号室が振り分けられている仕様となっています。(それぞれの区画には施錠はできる仕様)
こういった特殊なつくりということもあり、前入居者は2区画を一括で借りられていました。
内装は無垢のフローリングに白い壁・天井といったシンプルな構成。大きな窓に取り付けられた木枠のサッシや、窓から見える緑に癒されます。
ちなみに、まるごと住居または店舗で利用するのも、住みながら事務所や店舗で使うのも自由ではありますが、オーナーとしても本区画では楽器を使う用途で事業用として使って欲しいという意向はあるようです。
オーナー審査ではその点を考慮させていただくことになるようですが、まずは用途をご相談いただければと思います。
それと、敷地内に配置されたスタジオスペース(共用部)も利用が可能。ヨガや工房、フラワーアレンジメント教室、映画鑑賞や合唱、ゴスペル、展示スペース、茶室など、さまざまな利用方法で使われているようです。
諸々、目的に合わせてうまく利用してもらえたら。
ここまで読んでくださった方は、やはり蒲生がどんな場所なのか、気になっているのではないでしょうか。
新宿駅からちょうど1時間程度の駅。通えるくらいの郊外で、聞けば都内へ通勤する方が多く住んでいるようです。ざっくりいってしまえばベッドタウン。
つまり都内で働いて、飲んで帰ってくる生活を送る人が多いのですが、「そこを考え直した方が地域のためには良いのでは」と考えたオーナー。
そこで同じ想いを持った人々が集まって住み、昔の下町のような感覚で街を育てていく「村」のような場所にしたいという想いで、この集合住宅をつくりました。
その結果、今では都内近郊に住んでいた20代、30代の若いアーティストやクリエイターの方が多く入居しています。(アーティスト以外の方も入居しています)
デザイナーやライター、アパレル、作曲家、スポーツトレーナー、和菓子職人など、多岐にわたる業種の方が共生し合い、この蒲生というエリアは変わろうとしています。
まずは一度、見にきてみませんか?
■写真は全て前回募集時のD3号室のもの
(D2号室は反転間取り、内装はほぼ同じ)
■賃貸条件はD2・D3号室共に同じ
■趣味室付きの区画も募集中です!
住みひらく、ガモウの村【住居兼店舗区画】