蝉時雨の窓辺

緑を前にした窓辺は、まるで森の中に暮らしているかのよう。鳥の声や風に揺れる葉音が、部屋の中にそっと混ざり込みます。都心にいながら、まるで森の中に暮らすような1LDKです。

南西向きの大きな窓からは、季節ごとに表情を変える六義園の緑を真正面から望めます。夏はセミの声が生活のBGMになり、冬は木立の間から光が差し込みます。窓辺の景色が日常の一部になる住まいです。

間取りはリビング・ダイニング16畳、洋室5.7畳という構成。リビングと寝室の両方にバルコニーがあり、窓からは光と風が入り込みます。特にリビングの大きな窓は、外の森をそのまま切り取ったよう。

内装は白と木目を基調にしたシンプルな仕上げ。洋室には大きなクローゼットが2つ並び、収納力も安心です。とはいえ、フローリングやキッチン、照明のデザインは好みが分かれそうなところです。

キッチンはL字型で、作業スペースが広く料理好きの方には嬉しい仕様。3口ガスコンロとグリル付きで、日々の料理から来客時のおもてなしまでカバーできそう。

注意点もいくつか。まず、玄関と廊下はやや暗めで、玄関の閉塞感が気になる方はいるかも知れません。また、電気容量は現在30Aのため、エアコンを複数台稼働させたうえでドライヤーや電子レンジを使うとブレーカーが落ちる可能性があります。最大60Aまで増設可能なので、ご家族や家電を多用する方は契約時に容量アップをおすすめします。

最寄りは山手線「駒込駅」で、都心主要エリアへのアクセスは申し分ありません。ただし駅前は商店街やスーパーが限られるため、買い物は数分歩いて出かけることになりそうです。ご家族での生活ならネットスーパーや通販を組み合わせるのも良さそうです。とはいえ、裏手には六義園の広大な庭園があり、散歩や気分転換を日常に取り込めるのはこの場所ならではの魅力です。

ここで、都市と森を行き来する暮らしを始めてみませんか。