家のとなりは まちのリビング

シェアできるリビングがあるんだ！と思ったら、住人同士の枠を飛び越えて、近所の人から遠くに住む人まで、老若男女問わず関われる場にしてしまったという、なんとも風通しのいいアパートです。

シェアハウスとは違い、水まわりなど必要な設備はちゃんと家の中にあるから、自分のペースで暮らすことができるし、共有スペースはすぐとなりの母屋にあり、この場所の住人たちと住んでいないメンバーたちが境界なく交われる場として、いつでも自由に使うことができます。

部屋の外にリビングがもうひとつあったら、暮らし方の可能性はずいぶん広がりますよね。部屋にこもりきりのリモートワークから場所を変えて気分転換できるし、たまには広いキッチンを使ってごはんを振る舞ってみたり、人と話したくなったときにもきっと誰かがいてくれて。

多種多様な人が出入りすることで、思いがけない出会いや繋がりが生まれ、人の役に立てたり助けられたりなんてことも。普通のアパートでは味わえそうにない、まちと人に開いた暮らしが始まります。

シェアにはいくつかルールがあります。この場所の住人は全員利用メンバーになり、それ以外にも趣旨に賛同した外部の人たちが利用メンバーになれます。メンバーはこの場所の使い方に応じた月会費を払い、気になることや企画したいことなどは定例のミーティングでみんなで話し合えます。朝9時から夜9時まではメンバー全員が自由に使える時間、夜9時から朝9時までは住人だけがゆったり使える時間。貸し切りにして人を呼びたいときなどは、有料の予約利用も入れられる仕組みです。

うっかり見逃せないのは、併設されたファクトリーキッチン！
菓子製造許可を取得済みで、ここに暮らしながら週末に販売まで試すなど、食の仕事にチャレンジしたい人にはまたとない環境です。

暖炉があり木がたくさん使われた空間は、気をゆるめた交流ができそうないい雰囲気。シェアするキッチンでは、日々のごはんを希望者で分担しあう「おたがいさまメシ」という取り組みを予定していたりと、食を通じて人が関わる場になればという思いで運営されています。

ご近所さんとも自然に挨拶を交わせそうな環境の中、庭を通るアプローチには、季節の花や果実とミニ菜園、コンポストと雨水ポンプまで発見。ご近所さんも巻き込んで、園芸部を発足したいくらいです。

部屋のほうはというと、シンプルに必要機能が備わったリノベーションアパート。寝床と収納を上下に重ねた面白いつくりになっていて、浴槽の小ささだけ要注意です。庭に面したウッドデッキを楽しめる1階と、日当たりよくポカポカの2階、全て同じ間取りの単身サイズですが、リビングを外で補完できると考えれば、2人でも暮らせるかもしれません。

初めて行った八王子は想像以上のビッグタウン。駅前はにぎやかで便利な繁華街が続き、アパートに向かうにつれ古くからの街並みが残る住宅街に変化していきます。道中には、懐かしさ漂う飲み屋さんやスナックがのぞく横道もあり、行きつけを見つける楽しみも待っていそう。

アパートと母屋、住むメンバーと住まないメンバー、暮らしと仕事、様々に交わり繋がる場で、広がりのある暮らしを始めてみませんか？


※写真は2022年のリノベーション直後のものです
※ペット飼育・楽器演奏・喫煙は不可
※メンバー会費は500円から
（シェアスペースの使い方に応じた料金設定あり）


【募集区画】101/201
賃料：73,000円＋メンバー会費：500円～＝75,500円～