「ちょうどいい」かたち

目黒駅から歩いて5分。権之助坂の賑やかな飲食店街から少し入った一角に、スタートアップの方にも「ちょうどいい」働く場所がありました。

2018年、グループサイト「toolbox」のskeleton&toolsによって生まれ変わったこの空間は、水回りを囲う壁の印象もあり、オフィスというより「執務室」「書斎」という言葉がしっくりきます。

白塗装の壁に、足元にはtoolboxオリジナルのオーク材複合フローリングが広がり、温もりを引き立てています。現しになった躯体むき出しのラフな天井には、ライティングレールが設置済みなので、業種を問わず、好みの照明を自由に配置できる柔軟性もあって。

玄関ドアと窓サッシの内側に効かせたのはアイアン塗装。控えめな主張ですが、その凛とした表情が空間全体の完成度高めています。

壁というより家具のような温かみを持つ板材で囲われた水回り。ミニマルキッチンにラワンミラー、工業系のレセップ。飾り気のないデザインが、かえって潔い印象を与えています。

傾斜地に立つため、2階でありながら抜けが良く、たっぷりと光が差し込んでくるのも、うれしいポイント。

廊下をなくし、表記面積以上の広がりを感じられるのも魅力。応接室をなくせば、6人程度まで、4人程度のチームなら、簡単な打ち合わせスペースも確保できそうです。

権之助坂界隈は、飲食もよりどりみどり。チームでの食事会も、一人でのランチタイムも、選択肢に事欠かない環境です。

スタッフが数人増えれば手狭になるサイズ。でも、それがかえって良いのかもしれません。改装費や原状回復費をかけて一から作り込むより、すでに完成された「ちょうどいい」空間で始める方が、現実的だと断言します。

距離の近さが生む一体感、無駄のない動線、集中しやすい環境。この場所なら、きっと新しい何かが生まれるはずです。

◆耐震補強工事により新耐震基準適合済み

※写真は全て前回募集時のもの
※入居中につき下見はテナントさんと日程調整のうえ、ご相談（引き渡しは9月以降でご相談）