まるで暮らしの桃源郷- 1LDK-

ここはちょっと不思議な賃貸マンション。（・・・不思議な理由は後半で）

こちらは個性のある１LDKにリノベーションされたお部屋。大きなアイランドキッチンが印象的なお部屋と、壁一面にカウンターデスクが造作されたお部屋の2区画。

どちらの物件も窓の先には緑の景色。リビングと寝室の間は引き戸になっているので、開放すれば広いワンルームのように使うことも可能です。

どちらもスケルトンからフルリノベーションをしているので、水回り設備も新調され、きれい。サッシは断熱性能の高いペアガラスになっていて、デザインだけでなく暮らしやすさも考えられています。

さて。ここまでであれば「リノベーションされた、かっこいいお部屋なのね。」止まりなのですが、この物件は共用部やコミュニティがユニークなのです。

緑に囲まれた敷地の中には、まるでちいさな村のような世界。敷地内にはコミュニティルームやルーフガーデンなどがあり、部屋の外にも居場所が点在するマンションです。

特筆したいのは、コミュニティールームの存在。そこには元・駄菓子屋の店主がコミュニティマネージャーとして常駐し、駄菓子を売りながら、住民同士が自然に交わる日々を支えています。コミュニティールームには、不用品を物々交換できる一角があり、さながらお店のように物たちが並び、住民同士でサステナブルな循環と愛のある繋がりを感じられます。

建物の共用部など敷地全体もリノベーションがされ、明るく爽やかに。サインなども可愛らしくデザインされ、雰囲気のいい建物になっています。

最寄駅は西武新宿線の上井草駅。昔は農村地帯だったようで、今でも畑などの農地が多く残り、のどかな雰囲気が魅力です。自転車やバスで中央線に出られる立地で、週末には、自転車で西荻窪や吉祥寺まで遊びに行く方も多いようです。建物の横の敷地には大きな駐車場がつくられ、車やバイクでの移動もしやすいです。

こんなにも魅力が盛りだくさんのマンションはそうそうなく、大家さんやこの場所をつくりあげている人たちの愛情をとても感じます。

時にはイベントが企画され菜園スペースで苗の植え付け体験が開かれたり、今度広場でモルックを楽しもう！なんて話があったり。あなた次第では、コミュニティールームを生かして住民たちを集めた教室を開いてもいいですし、食事会を開いてもいいです。

ただ住むだけでも気持ちのいい場所なのですが、住民同士での交わりは、ここでの時間をかけがえのないものとしてくれるはずです。

※205号室・505号室、ともに同じ賃料・同じ広さ
※写真の家具や照明は入居時撤去になります