広場を囲む、集合住宅【事務所可】

細い路地と住宅が入り組む場所の一角でも、窓をあけたら気持ちいいほうがいい。そんなオーナーの想いから、住宅密集地でも光や風を取り入れられるよう工夫された集合住宅のご紹介です。

設計は「ウニコデザイン一級建築士事務所」。一番の特徴は、敷地中心に「ろじにわ」と呼ばれるスペースを備えているところ。

合計10戸の部屋をつなぐように位置するこの「ろじにわ」は、密集する住宅街の中に広がりを生み、住人の憩いの場にもなります。

ジューンベリー、カツラ、マルバノキなどの葉が色づくもの、ヤマボウシ、シロバナトキワマンサクなどの花が咲くもの、ティーツリー、ギンモクセイなどの香りがするもの、風にそよぐソヨゴなどの音がするもの。四季を感じ、五感で楽しめる植物が種類豊富に植えられています。

この「ろじにわ」をつくるのに参考とされたのが、「カンポ」と呼ばれる、ベネチアにあるまちなかの広場。

「カンポ」は、もともと果樹園や畑だったスペースが、ベネチアの都市の変化ともに建物に囲まれ広場となったコミュニティスペース。

東京と同じように高密なベネチアの都市で、住宅の日当たりと眺望に貢献し、人々の普段の暮らしに密接した憩いの場としての機能も兼ね備えているようです。

そんな「ろじにわ」だけでなく、開き方、隙間のとり方を意識した分棟配置も工夫のひとつ。前面道路に開いた南棟と「ろじにわ」に面した北棟に分けていて、全住戸南向きが実現しています。

募集する区画は2階部分。バルコニー南側と西側上部に開口があり、やんわり光が入ってきます。

内装はシンプルに仕上げつつも、バルコニー側の開口の大きなサッシや、ステンレスのキッチンが印象的です。

用途は住居と事務所両方。アクセスは良く、お店も多いので生活にはあまり困らなそうです。

気になる方はぜひ！


■事業用利用時の条件
　賃料：127,600円
　管理費：16,500円
　月支払い総額：144,100円
　※敷金2ヶ月へ条件変更、礼金に消費税加算

■2024年12月下旬頃入居可能予定

■11月末退去予定につき、下見は12月1日以降から開始となります。

■写真は全て竣工時のもの