今こそ欲しい開放感

抜け感と温もりが交差するワンルーム。光がたっぷり入る、気持ちのいいお部屋です。

戸建てが密集する住宅街のなかで、ひときわ存在感のある集合住宅。キューブを寄せ集めたようなユニークな外観が目を引きます。

今回募集の区画は、共用エントランスとは別の専用入口を使います。他の入居者と顔を合わせるタイミングが少なく、気を遣わずに過ごせるのが嬉しいところ。

玄関前には、ささやかな専用庭。植栽の緑と無機質なグレーの建物がいいコントラストになっています。水栓があるので、無理のない範囲で庭仕事を楽しんでもらえれば。

玄関を入ったすぐの場所には、らせん階段。2階がメインの居室になります。地下には“おまけ”程度の小さな空間があり、モルタル床なので、靴やアウトドア用品など、多少汚れの気になる物でも収納できそうでした。

2階は、とにかく開放的。鉄骨むき出しのインダストリアルな天井に、光の差し込む大きな窓。床には無垢材が敷かれ、足触りもなめらかです。

なお、備え付けの収納が一切ない、潔いワンルームです。家具のレイアウトや収納計画など、自分のスタイルで自由に組み立てることができます。部屋の一角には棚受けレールが設置されており、棚板を用意すればすぐに壁面収納がつくれそうでした。

ひとつ気になる点を挙げるとすれば、立地が住宅街のど真ん中ということもあり、周囲の家と窓越しにお互いがのぞけてしまう距離感であること。とはいえ、他の家は窓が小さく、カーテンを閉めきっている様子でした。ブラインドを半分だけ下ろすなどして、開放感とプライバシーをうまく両立するのがよさそうです（全ての窓にブラインド付き）。

間取りと広さから考えて、ひとり暮らしでご検討いただくのが良いと思います。登記はできませんが、住居兼事務所としての利用も相談可能。窓が多く、開放感のある空間なので、朝から晩まで作業していても息が詰まることはなさそうです。