つながる場所の第一歩

突如住宅街に現れたコンクリートの建築物。重厚な見た目とは裏腹に、中にはたっぷりと室外空間を取った、豊かな空間が広がっていました。これぞ建築家によるデザインのなせる技。

オーナーの自邸として立てられた建物。3階建てのうちの1階の募集です。用途は基本的には事務所やアトリエですが、建物との親和性があるような業種であれば、店舗としてもご相談（飲食は不可）。まずはお気軽にお問い合わせください。

室内は実にストイックな、コンクリート打ち放しの箱。床や壁、天井に至るまでの無機質なコンクリートを、窓やガラスブロックから入る優しい光が照らします。

出入り口前のレンガタイルの室外スペースも自由に使えます。ベンチやテーブルを置いてくつろげる、気分転換の場所。

そして今回は専有できる1階とは別で、2階にあるオーナーのセカンドリビングも使用が可能。使用できる時間帯や使い方など細則がありますが、シンクがあったり、床にフローリングが用いられていたりと、1階とは違った雰囲気で使えるスペースです。室内から室外まで一列に配置されたカウンターや、室外スペースのベンチは特にオーナーのお気に入りだそう。

階段を上った先には屋上があり、こちらへも出入りが可能です。街を見渡せて、空が少し近く感じる開放的な場所。

「賃借人を募集するというよりは、この建物の良さを分かち合える仲間を探すようなイメージです」というオーナーの言葉からは、建物への愛がにじみ出ていました。

これから、さまざまな人や事を紡いでいくであろうこの場所。愛着を持ってお使いいただける方に。