ほのかに香る和テイスト

キリリと背筋の伸びる雰囲気は、元々和室だった面影からでしょうか。やわらかな白に、木部だけをこげ茶に染め、裸電球が似合ってしまう雰囲気は、和室の清々しさを引き継いでいるかもしれません。

よくある単身用のワンルームと違って室内に廊下がなく、玄関からバルコニーまでまるっと視界が抜け無駄なスペースなし、おまけに角部屋で窓だらけときているから、思いのほか開放的で広々とした印象です。

このちょっとしたゆとりは、ただ寝に帰るだけの巣箱みたいな部屋からの脱却と、心も身体も休まる居心地よい部屋づくりのスタートを期待できそう。家にいるだけの休日を楽しめる生活にしてみませんか。

すっきり広々を優先して、水まわりは潔くコンパクトに。キッチンはガスコンロ1口のミニサイズ、バストイレ洗面は一室にまとめつつ、どちらも窓があるから明るくて風通しは良好、狭苦しさはありません。

建物自体は築50年を越え、室内のリノベーションや共用部にも手を入れながら、レトロ好きのみなさんに受け入れてもらっています。

3階なのであまり苦にはならないと思いますが、注意点はエレベーターがないこと。自転車なら屋根付き1台無料で駐輪ができますよ。