間取り王選手権 in 駒沢

過去に何度かご紹介している、いい間取りが作りやすい区画をしているリノベ向きマンション。今回も見れば見るほどいい間取りだなぁと、ジワジワきます。

玄関入ると、普通はすぐに靴棚から始まりそうなところを、あえて靴棚の右側に余白を設けたことで生まれたベビーカーを置けそうなスペース。

L字型に大きく取られたLDKは合計約18.8畳の大空間。室内の中央に設けたキッチンを取り囲むフレームのように設けた木製棚には、お気に入りのディスプレイを飾り、自分らしい暮らしを楽しめそう。

ゆったりとした広さのキッチンカウンターのリビング側には食器棚があり、キッチン後方にも家電をたくさん並べられるスペースが確保されています。そして、共働きがほしがる設備No.1ではないかと思う、食洗機もついています。

キッチンとバルコニー側の洋室の床はグレーのフロアタイルで切り替えて。子供部屋としてもいいですし、2つの洋室が離れているので共働きカップルでお互い在宅ワークのシチュエーションでもストレスフリー。

玄関側の洋室には家族の洋服が一気に収まりそうな大きめのウォークインクローゼット。ハンガーバーが上下に分かれている箇所もあるのはうれしい配慮ですね。マンション1階にはこの部屋専用のトランクルームもついてきます。

水回りのレイアウトにもまったく無理がなく、本当にきれいに成立している間取りだと思います。新築の分譲マンションも、こんな間取りで作ってくれればいいのに！

古き良きマンションならではの、バルコニーに設けられた花台もちょうどよいサイズ感なので、ぜひお気に入りの植栽を楽しみたいところ。

ちなみに最寄駅の駒沢大学駅では、駅ビルを含むリニューアル工事が進行中。2024年夏（予定）の竣工に向け「UNDER THE PARK」をコンセプトとし、公園とともにあるライフスタイルをイメージするデザインを取り入れた空間が計画されています。

また物件から徒歩2分の『小泉公園』は、遊具やボール遊び場、水遊びができるじゃぶじゃぶ池もあり、小さなお子さんのいらっしゃるご家族にうれしい公園で、春にはお花見も楽しめます。

そしてグッと心を掴まれるのが、面積に対して管理費などのコストが高すぎないことによる、月々のお支払い面での現実感。

諸費用のみ自己資金でご用意いただき、物件価格満額を35年変動金利0.625％で組んだ場合、ローンが月額166,511円、管理費などを合わせた合計額が月額192,711円。

昨今の不動産価格の高騰で、都心でマンションを買うことに諦めモードな方も多いようですが、そういう友人たちに、この物件どう？と紹介したくなる物件です。