求ム！足袋蔵の再活用

推定築90年程。行田市の日本遺産構成文化財にも登録された、木造2階建ての足袋蔵。

もともと穂国足袋（ほこくたび）の商標で知られた、荒井八郎商店の足袋原料倉庫で、昭和初期に建設されたものと思われます。

荒井八郎商店の手を離れた後、この場所に曳家され、現在に至るようですが、もともとあった建物のうち3分の2が取り壊され、直近で再活用されていた陶芸工房が2017年に閉業となったことにより、今回賃貸募集をかけることになりました。

現存する数少ない木造の足袋蔵として大変貴重な存在。これまで改修はされておらず、外も中もボロボロだったものを、この建物を取得したオーナーが、建物を存続させるべく、ご自身の費用で改修しました。

内部は天井も高く、当時の面影を残しており、スケルトンに近い空間ながらも歴史背景を感じる味わい深い内装。このポテンシャルを活かして、個性的な店舗等、さまざまな用途で使用できそうです。

外観も損ねることなく改修済み。LIXILのペアガラスなどを入れたり、電気・上下水道については敷地内まで引き込み済みです。

配管のレイアウトは使い手の方それぞれ違ってくるかと思いますので、敢えて配管を屋内へ引き込んでいませんが、電気・上下水道を屋内へ引き込む場合は、一部貸主負担もご相談できるとのこと。また、ガスの引き込みは現状ありませんので、引き込んでいただく必要があります。

立地は、南大通りと呼ばれる通り沿いに位置しており、建物すぐ裏手には「水城公園」という池のある大きな公園が広がっています。

またそのすぐ付近には、映画「のぼうの城」で一躍有名になった「忍城（おしじょう）」というお城があります。

そして着目いただきたいのが、忍城まわりの城下町らしい古い建物や古い街並み。実は行田はポテンシャルの高い建物が多く、そういった古い建物を活用したお店も多いです。

例えば、「cafe閑居」や、「カフェギャラリー高澤記念館」など、ぜひ一度訪れていただくと、よくわかるかと思います。

まだまだ手のつけようがあるように思える行田エリア。

これからどこかに拠点を構えようとされている方、ぜひ飛び込んでみませんか？

■改修工事中フリーレント

■敷金は業種によって相談（大規模な設備工事を伴う業種、飲食業の場合最大8ヶ月）＊深夜営業不可

■賃料はインボイス制度を加味して消費税額分の調整はご相談可能