並木ハウス別館に「キアズマ珈琲」がオープン!武藤ふき子(東京R不動産/Antenna inc.) 東京R不動産の名物物件「並木ハウス別館」に、自家焙煎珈琲のカフェ「キアズマ珈琲」がオープンしました! ![]() 鬼子母神へ続く石畳の参道にたたずむこの「並木ハウス別館」は昭和初期に建てられたもので、築年数でいうと約80年。老朽化していたため、昨年、もとのデザインをできるだけ維持しながらの外壁と耐震補強の工事が行われ、古きよき時代の面影を残したままリニューアルされました。 ![]() 並木ハウス別館の改装前・改装後。かつて巨匠手塚治虫先生が住んでいたという「並木ハウス」がすぐ裏手にあります。 そんな「並木ハウス別館」にオープンした「キアズマ珈琲」。 ![]() カウンターの奥の壁面は黒板塗装されていて、チョークでメニューを書けるようになってます。奥に写っているのが「キアズマ珈琲」店長の高安さん。 ![]() 壁に設置されたレトロな照明がかわいい。 改装のポイントを店長の高安さんに伺ってみました。 ![]() 以前は中華料理屋さんが入っていたこの物件。改装前の1階部分はこんな感じでした。 お店の顔となる入り口は「建物が持っている雰囲気を壊したくなかった」ということで、アルミの引き戸は古い木の引き戸に入れ替え、看板もあえてできるだけ小さく控えめに設置したとのこと。 ![]() 外観。手前から2軒目が「キアズマ珈琲」。 2階はこんな感じ。 ![]() 古材を使った床がいい味わい。 ![]() 赤く塗装された壁がアクセントになっています。 ![]() アンティークショップのような風情。木の梁はむき出しのままで、思いのほか天井が高い。窓が小さくても開放感があります。 ![]() 吹き抜けをつくったおかげで、下にいる人の気配がかすかに感じられます。この手すりが、またかわいい。 ![]() 改装前の2階。かつては畳敷きの住居空間でした。 内見後、この物件への入居をほぼ即決したという高安さん。その理由は、なんといっても建物のもつ雰囲気だったそうです。 ![]() おだやかな昼下がり。入り口の引き戸が開け放たれていて、参道の木々が風に揺られてサワサワとさざ波のような音をたてるのが店内まで聞こえてくるんです。それが実に気持ちがいい。 ちなみに、高安さんの亡きお祖父様も喫茶店を営んでいたそうです。「キアズマ珈琲」の1階のテーブル席に置いてある小振りな椅子は、お祖父様のお店でずっと使われていたものなんだとか(上の写真の壁側に置いてある椅子)。年季の入ったその椅子は、今も現役でお客様をあたたかく迎えてくれています。 ◆物件オーナーの方へ 東京R不動産では掲載物件を募集しています 「物件活用相談・コンサルティング」も受付中です |
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