広い空と畑と3組の家族が寄り添う家、世田谷と聞いて驚きののどかな風景です
部屋を選ぶ視点から、どう暮らしたいかどう在りたいかを考える広い視野へと、いつの間にか連れて行ってくれるプロジェクト。
舞台は大蔵、仙川のほとり、レトロな団地や緑地が広がるのどかなエリアです。世田谷にこんな場所があったのかと驚いてしまう懐かしい風景と自然の数々は、この場所での暮らしをどんなものにしていきたいか、その手がかりとなって、考えるきっかけを与えてくれます。
プロジェクトや大家さんの背景は語り尽くせそうにないので、
こちらの記事をぜひ参考にしてもらい、
コラム「世田谷で集落のような場所づくり」 コラム「安藤さんと大蔵の地」現在進行形で建築中の長屋は、子育て真っ只中の世帯はもちろん、これから子育てを考えている世帯も対象に、3組の家族を迎え入れることをイメージし進めてきた計画です。
土と畑が目の前にある恵まれた敷地と、外に出ればすぐ近くに広がる国分寺崖線の緑地帯。起伏のある崖線を山登りのように散策しながら進んでいくと、高台にはプレーパークや世田谷区の総合運動場が現れ、体育館とプールと様々な競技場まで点在し、その先は砧公園まで繋がっているというから、大人も子どもも遊びには事欠かない環境です。
ここでは子どもたちの豊かな感性を育むことも大事なテーマになっていて、豊かな周辺環境を存分に味わったり、家族以外にもいろいろな大人がいることを感じてもらえるよう、子育て世帯が暮らしの一部をシェアしながら、自然なつながりを育める場所づくりを計画しています。
そのきっかけに、長屋の1階につくられた大家さん家族の部屋は、ときに開かれた場となって、それぞれの家では叶えきれない時間や体験を、住まい手たちと一緒に分かち合えたらと考えているそう。地域の気になる大人たちも、それぞれの得意分野で関わりをもってくれています。
そういえば、人や場所との関係づくりを先に始めるのが大家の安藤さんのいつものスタイル! 住まい手がどんなことを考えどんな暮らしを実現したいのか、契約より先に互いを知り合う過程を大切にしています。
ここは現代的な解釈でいいとこどりをした集落みたいな場所だから、せっかくなら完成が見えてきたこのタイミングで、暮らす前から関わってもらい会話を始めていけたらと願っています。そしてもし工期に間に合えば、自宅のキッチンタイルや植栽はどんなものがうれしいか、少しでもお気に入りを取り入れて暮らしてもらえたらうれしいです。
「100年後も残る風景」を想像し、建築も様々な検討を重ねながら丁寧に作り進められていて、大工さんたちからは、ほかでは体験できない仕事に日々やりがいを感じていると聞かせてもらいました。ようやく決まった建物の名は「巡る」。この場所に関わる設計者や大工さんたちも集まって、それぞれの想いを話し合い、みんなで決めた名前です。
これから始まる暮らしの中でも、そうしたプロセスを経て共に考えていきたいことがいろいろあるんじゃないかと思います。でも難しいことは抜きにして、人や社会に寛容な気持ちだけ互いに持ち寄ることができたら、都心では諦めかけていた思いがけない体験や関係が、この場所でならきっと生まれるんじゃないかなと思うんです。
与えられるのを待つのではなく、自分たちの暮らしは自分たちで耕していく。これからの集落ではと思える、懐かしい未来の場所です。
A棟(66.21㎡)/ B棟 C棟(66.24㎡)いずれも同条件
賃料:178,000円+共益費:10,000円=月額:188,000円
お気に入り
- 賃料
- 17万8,000円
- 専有面積
- 66.24㎡
- 敷金
- 1ヶ月
- 礼金
- 1ヶ月
- 償却
- なし
- 共益費
- 10,000円
- 所在地
- 世田谷区大蔵
- 交通
- 小田急線「成城学園前」駅 徒歩19分/小田急線「成城学園前」駅 バス3分 「東宝前」バス停 徒歩4分
- 建物構造
- 木造 地下1階付き 2階建て
- 所在階
- 1-2階
- 築年
- 2025年
- 設備
- エアコン/モニター付インターホン/追焚バス/ウォシュレット
- 備考
- ペット不可/募集戸数:3戸/駐車場なし/新築/要火災保険契約
- 取引態様
- 媒介
情報修正日時:2025年4月18日
情報更新予定日:2025年5月10日
※掲載の情報が現状と異なる場合には、現状を優先するものとします。
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